壁掛けのインテリアグリーンとは、デッドスペースになりがちな壁面に観葉植物を飾る方法です。 インテリアグリーンは床に置いて楽しむのが一般的でしたが、壁掛けは目に留まりやすくセンスの良いおしゃれな空間を演出できます。 オフィスや商業施設などは昨今の事情で、テーブルや椅子の配置など空間の使い方が大きく見直されました。 壁掛けのグリーンを使ったインテリアディスプレイは、省スペースかつセンス良く空間を演出できる、今注目されている方法です。

また、壁掛けのインテリアグリーンは商業施設やオフィスだけでなく、住宅にもおすすめです。 壁掛けなら部屋のスペースに囚われず、1Kルームなどでも自由に緑と癒しの空間を作り出せます。

観葉植物をフレームや流木にディスプレイする手法です。
木製フレームやアートパネルなどフレームデザインでインテリアの方向性が変わりますので、フレーム選びはグリーンを選ぶのと同じくらい大切です。

一般的に「フレーム」を使用した壁掛けグリーンは。ホテルのラウンジや高級レストランのような洗練された雰囲気に仕上がります。 ちなみにフレームに厚みのあるものを選べばテーブルや棚などに、おしゃれな置き型ディスプレイとしても併用可能です。

インテリアグリーンに用いる植物は、フェイクグリーンと観葉植物（生花）の2つに分かれます。
フェイクグリーンと観葉植物の違いは生きている植物かどうかですが、どちらのグリーンも居心地の良いリラックスした空間を演出できます。

近年のフェイクグリーンは本物と区別がつかないくらい精巧に作られており、植物の品種やデザインなどパターンも豊富です。また、フェイクグリーンの価格帯は素材や性能と比例しやすく、生花との価格差がなくなってきました。
以上の点から、高い所に設置するケースが多い壁掛けインテリアグリーンには、お手入れしやすくアレンジメントが多彩なフェイクグリーンをおすすめします。

フェイクグリーンの一番の特徴かつメリットとも言えるのが、水やりや剪定が不要な点です。
変色や色褪せの心配もなく虫も発生しないので、長い間綺麗な状態を楽しめます。ただし、埃が溜まると白くぼんやりとした印象を受けますので、一週間に何度かは埃を叩き落としてください。

水や土を使用しないフェイクグリーンは、軽量なため裏地が必要なく高いところの壁掛けに適しています。
また、観葉植物と違って日に当てたり日陰に移動したりする必要がないので、置き場所を選びません。

製品によっては光触媒による空気清浄機能やアロマ機能があり、視覚だけでなく五感でも美しさを感じられます。雑菌や細菌、人体に有害なホルムアルデヒドなども分解してくれますし、消臭・抗菌機能にも期待できます。